誰のために、女である私が綺麗になるのだろうか。 やはり、華やいでいたいものが人生で、暗闇に逃げたいのも私の人生。 小さな小さな言葉たち。
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05/28
また泣く
名前を呼ばれたとき、
びっくりして涙がでてきました。

またバイト先。
どうしてできないのだろう。
こんなこと。
たかがフライドポテトです。

シェフが抱きしめたり、
店長が箱ティッシュを投げつけたり。

店長は、
「もうね、俺はお前の精神を鍛えてやるからね」

泣きながら私は、「長いこと…」
店長は失笑していました。
私は生娘です。

惨めでも悪くないから、
「とりあえず此処で泣くなと」、センパイに言われて、
それが優しさだと受け止めて、いく。

人に怒られることが優しさだと。
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05/21
泣く
賄いを食べていたら、
ふと涙が溢れてきました。

それは情けない靴下のせいだったり、
汚れたエプロンのせいだったりするのです。

それは自分の家柄の良さの皮肉だったり、
性格の悪いバイトの子の話だったり、
耳の悪さだったりするのです。

そんなに惨めですか。
ええ、惨めです。

「大丈夫だよ、大丈夫だよ、頑張ってるから」
同じバイトの子に、
そう言われて安心しました。
男性陣はおろおろしていたようです。

鏡の中に逃げたら、私が居ました。
少し向き合えたような気がして、戻ろうとしたら、
店長が煙草くわえて、
「本当に甘やかされて生きてきたんだな、お前はこれからだから」
そう言ったのです。

自分だけ辛いと思ってて、
違う、やっぱり辛い状況を招いているのは自分だと、
でもその辛さが丁度いいのです。
いつも、いつものこと。私はいつも辛いのがいい。

また泣いた。

不安が過ぎって、ふっと体温を得たときに感じた。
彼の腕の中。
私はコトバ、失くした。
そんな私は要らないのかもしれない。
コトバ失くすと、何の正体もなく、ただの動物みたい。

涙は、呼吸さえ失う。

彼が涙を舐める。
「どうしたの?」
子供のように首を振る。
やっとひらいたコトバは、
「色々上手くいかないの」

泣いたらもう止まらない。
人前で泣かずして大人にはなれないのかな。

行き着く先は涙で、
そこからの分かれ道はいつもどっちか。
逃避か、乗り越えるか。
私は後者を選びたい。

けど、また誰かの前で泣いてしまったから。
ああ、なんて久しぶりのことなんだろう。
なんでこの人たちなんだろう。

泣くことは女のグルーミングだと、
私の大事な人は仰った。
05/15
lost
私が夢見るのは、

不変不動の停止した世界。

大江が宇宙を語ったように、
ソラリスが過去を愛するように、
でも、大してロストジェネレーションなんて感傷的なものは好きではない。

僕は蹲る、時間を閉ざしたような写真の僕。

授業サボって暗室なんか閉じこもったりして。
ちろちろ水の流れる音と談笑の声。

僕は諭す、人は自然じゃなくて、人は人に還るのだろう

暗闇で聖書なんか読んでいてそう思ったり。



あるデパート。
「とてもお似合いですよ。滅多に似合う人なんていない柄ですよ」
苦笑し、身を翻す。
赤い生地の、菊と波の柄の振袖。
「そう、そうですか」
振袖は、うんと高貴に高価にみえるものがいい、とねだった。
豪華なものに身に纏うけれど、満足な微笑みは、それでこそ私は女になった。
失ったのは、無垢。
05/10
あらしとかがみ
目の前の自分が襲い倒れてきたと思ったら、
それは等身大のただの鏡。

理由はさっきの嵐か、
私の鏡に手をつけてメイクをする癖かしら。

昨夜のこと。
彼と大して話せず、ぎこちなく落ち込んだ。
なんだってレンアイというものは。

作業の終わり、助教授に捕まる。
私は彼がとてもすき。
頑固な50代。
ひねくれた人と話すのがすきなひと。

暫く話していたら、とおに時間は過ぎていて、
友人と会う。
飯でも食おうか、そうぶらぶらしていたら、
彼が男の子といる。
じゃあ、みんなで飯でも食おうか。
生徒の中の一人のフリして、彼に奢ってと。

男の子のheartbreak
そんなんだって、この子ちょっと鬱の傾向が。
私は男の子には厳しいこと言う。
タバコあげたら、少し元気になりました。

君の不幸に私はほくそえんで、

あ、嵐の後はお決まりのように、小鳥の囀り。
それじゃあ、今夜も忙しい夜です。
05/06
可能性
「私は粋がっていたと思うんですよ」

昨夜そう彼に告げて、
二人は、ベッドに堕ちた。

変わり者の美大生と、
その教諭、ほぼ無職に近い男。

僕は、どうしても彫刻をしなくてはならない、という思考から逃げれなかった。でも、コーヒーを煎れることによって色々な話ができる、その可能性をずっと僕は否定していたんだ。

あなたと私は、
「先のことはわからないけれど、大切なものを一緒に捜しに行こう」
そう誓った。

これからのこと。
これからのこと。
これからのこと。

きっと私はきらきらになって透明になって、きらきらしだす。

いとおしいあなたが側にいてくれたら。
また、それも、可能性の光であることを、願う。

**

一方バイト先ではバカにされ。
私は変人扱いされ、
きっと陰口いっぱい叩かれているだろう。
それでも、結果を出すと決めた。
必要とされる人間になることに決めた。

私は見下されるのに丁度いい人間だ。
そんな器が私には、創れるのね。

そうだって、ものを創る勉強をしている、
誇りにしていい、未確定の物体を創る仕事をしていること。

だから、私は見下されたっていいの。
いい薬だわ。

夏があける頃には、また人に優しい人間になっているだろう、ナ。

優、という言葉には、人に百の愛をあげるという意味があるのよ、
おやすみね、コトリ
05/03
わがまま
五月晴れ。
降りてく煙草の煙。
ひっそりと部屋に篭る、降りてく煙草の煙、懐かしい曲、

 降りていくメランコリー、煙草の煙と一緒に。

ああ、五月病。
でもないか、環境は変わらず。

一人で苦しんでいるような。
車を飛ばして、そのスピードに臆病になって、緩めて。


我侭、かな。
でも、それを言うのが今ではとても怖い歳になりました。

18歳の少女は、
「私には怖いものなんてなんにもないんだ」
そう言い聞かせていたものの。

キリキリ、世界が覆いかぶさってきそう。
          こんにちは、見知らぬ私。
05/01
小心者
あるparty
浮かれているコトリ。

私はともだちに呟く、
「どうして純真って傷つくのかな、私は卑しい人だね」
ともだちは、
「卑しいは違うんじゃないかな」

あの子を見てて、
私大人になったの、違うそれよりも、私だけ生き急いでる感じ。

何度もそんな嬉しいそうな少女を見て、
女はやっぱり愛されるためだけに生まれてきた生き物にしか考えられない。

ワタシですか?
ワタシはいつも人を疑っている生き物。
愛なんて、優しくされるのさえ、いつも不信義だから。
ヒトのフリしてるのかもしれない。

逃げるのが得意技なのに、
私は彼から逃げれないのが、
あなたの招く不安から逃げれないのが、
苦痛でもある。

なんでこんな私が、
誰かの腕で甘えることができるのだろう。
それしかできないお人形みたいで。

***

ね。
いつも街は変わらないのだよ。
何処かに思い出を漂わせたまま。

ね、
いつまで走るんだろう。
違うの、
もう私は止まるほうが怖いのよ。

***

ある友人の彼の、
私を小ばかにした失笑に、
安堵して失笑した。

君の冷えた心に少しばかり夏色のyellowを。
Copyright © 2005 眉山.
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