誰のために、女である私が綺麗になるのだろうか。 やはり、華やいでいたいものが人生で、暗闇に逃げたいのも私の人生。 小さな小さな言葉たち。
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04/22
彼に告ぐ
デザインの話。
―デザインとはなんですか。
―対象があって個人があるものづくりです。
 個人があって対象があるのが美術です。

例えば、飛行機とか、洗礼されたデザインと思いませんか。
 ああ、飛行機は、美しいです。

やっぱりいつものcafe
それから、花の夜に手を繋いで、繁華街を歩いた。

何の約束もせずに、
1時間のドライブ。
―してやったりだね。
―女って怖いですよ。

「何か話をして」

そう告ぐことが、物事の始まりだったり。
私と彼の場合は。
聴いたことのあるjazz.
帰り際手を握ったら帰れなくなった。
全て情熱のせいにして。
明け方の空は白いのよ、小鳥。

私がミルをひいて、
彼がコーヒーを煎れる。
そんな朝。

溢れた気持ちが涙になって、目の前で私は泣いた。
「怒ってるの?」
そんな、まさか。

私はまた誰かを信じていいの?
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04/17
低い上の空
講義中、
いつものように上の空を楽しんでいたら、
ふっとワタシは、
「やっぱりヒトが好きだ」
と、深く感じました。

それは千切れ雲の柔らかい線が、
なあんとなく母親のように感じる気持ちと一緒です。
秋になると空が高く見えるのには誰もが気がついて、
春になると空が低く見えるのには誰も話題にはしません。
ただ伸びていく陽だけなのです。

春の陽気な娘たち、
春の暖かなトーンを着ている若い娘たち。
そんな彼女たちのひとりが、
「気分がいい」と言う。
多くが同意しだして、
中にはメランコリーな発言をし、
私は、何か暖かい気持ちだけ抱いて、
一人で煙草を吸っていたりするのです。

花の甘い匂いがしたとき、
ジクソーパズルのワンピースが抜けた私の絵がやっと綺麗に揃った気がして。
それでもまた完成形が崩れたり、ピースを失くしたりするのかしら。

ヒトはいいものです、
美しいとはあんまり思わないのです、
むしろ醜いものだと思うのです、
ただそれもいいものだと思うのです。

低い上の空の夕暮れ色の少女は、
またふらふらとして、
ふっと周りに誰か居る事に気付いて、
その安心に戦く様に、
今夜はヒトリキリに、と決めるのです。
04/13
慟哭
春の街角。
春のあの曲がり角あたり、
私の探している大切なものが、
落ちている予感。

こんな陽気な日なのに、
私は再びあの人のことを想う。

彼、じゃなくて。
彼女、どうして死んだの。
その哀しみは深い、夜ではなく、幸福の最中に訪れる。

私自身の哀しみなのだろうけど、
私だけが抱えるんじゃない、
あの人は、たくさんの人に爪あとを残して死んでいった。

あの人が得れなかったこの春の快楽は、
きっとあの人が招いたようにしか思えないのだ。

***

こんな日には言葉、が欲しい。
ある本屋でデュラスの本を見つけたから、
買いにいこう。
あと、またクンデラ。

**

私の一等はもう別のひと。
あの人に、あの人に、会いたいな、と想う。
暖かい悲しい眼差しの彼等。
私の片割れの彼等たち。
会えるのは暖かい日だけだから。

ソラリスとは、仲良し。
またいつものcafeでお茶したり。

私はいつもブレンド。
彼はいつも紅茶。
昨日たまたま別のものを頼んで、彼はブレンドだった。
店員の人が違う位置にカップを置くから、
「私たち覚えられてるね」と。

優しい会話。
20本の小さな花束。

こんな幸福に、
冷ややかなグレーの視線で見ていた、
私の上の空、私の美しい空、
ドクターは居ないの。

不在という観念の衝動。
04/07
39℃
熱をあがった私を、
彼は送る。

*

彼のアトリエで、言った告白を、彼は拒んで。
「ごめんなさい、帰ります」
そういって帰ろうとするけど。

熱が、
あ、
ふられたの、
私の勘違い?
ばかみたい。

帰り際彼が言う、
「私はこの先好きな人できるんでしょうか?」
知りません、驚いて返す言葉がなかった私。
「私だって辛いんです、loveな訳にはいかないんです」
分かります、でもわたし、もう、あんまり深く考えることしたくない。

*

帰りの車。

ひとつ質問していいですか?
―ええ
あなたの気持ちはloveなの、そう思っていいの?
―知りたい?
はい
―そりゃ、loveでしょう

「でも愛にも色々な形があるよね」
そうね、きっとね。
きっとよ。

熱でぼぅっとしてショックも何も感じないくらい。
曖昧なひと。
それでも好きなの。
だってずっと見てた。

「でも少し見ててもいいですか?」
彼が言った。
少し生き地獄かな。
「いいですよ、私も少し待ってていいですか?」

満開なの、桜の木の下
04/03
本心のgirl
「何を、読んでいるんですか」
「ソラリスです」
「え、惑星ソラリス?」
「そう、惑星ソラリス」


彼にそう声をかけられたときから、
始まっていたものなの。

いつも、少女の私は、
その鬱蒼な、或いは窮屈な訳を探すと夜ベッドで探しているの。
次第に答えが見つかると泣くことでした。
その胸焦がれる事実さえ。


主題は、本来重要なもので、重視するべきことなのだが、
心は「どうでもよくしたい」
またその逆のパターンもある。

人をを捨てるのはもう嫌だ。
自分が辛い。
結局、誰かが居て「独りでは生きていけない」という事実。
そして、独りよがりの孤独感で自分を満たす。
私は本当に他人と向き合っていない。


惑星ソラリスでは、
ひとの愛は人類には向けられなくて、ひとひとりしか向けられない、そう言っている。
それがとても私にはいいの。
小さくて膨大な。

私の心を、見抜いて。
本当はどうでもいいんだけど、どうでもよくない。
他人をとおして、本当の私の心を見出したいの。
自分では無理なの。
誰の心も、

それが、ソラリスでいう光、私の希望の光なのよ。
Copyright © 2005 眉山.
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