誰のために、女である私が綺麗になるのだろうか。 やはり、華やいでいたいものが人生で、暗闇に逃げたいのも私の人生。 小さな小さな言葉たち。
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02/26
不満足という力
「不満足だ」
と確り思えるのは、
周りのことがよく把握できている証拠かもしれない。

だって、いつでも不満足に生きてきたから。
満足だ、なんてそう簡単に人生観は変わらないもの。
私の場合。

***

得たいのは、
「美しい」衝撃。
俗に言う神様が降りてくるような感覚。

こんなポジティブな文章書いてる私は一方盲目でもある。

***
***

不満足ながら生き抜いていく。
頑張っていればいいこと、あるもの。
そんなふわふわしたことわざのようなものに確信を持っている。

今日嬉しかったのは、
大学の先生からの電話。

「食事に行きましょう、先生」
「わかった、明後日。昼間は会議だけど夕方から開いてる」

私の得たかった方たちだ。

***

また穴の塞がったスケジュールを見て、うんざりしながら、
少し満足したが、やはり満たせない。

ただ彫刻ばかりの日々。
裸婦のモデルを、
あの人に写す、重ねる自分が納得いかないが、
それでもそれが今の力になっている。

こんなものか?
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02/23
意志
彼女の親戚の方から、
セピアの彼女の写メが送られてきた。

電話を握ったまま、ベッドで亡くなられたそうだ。

「線香などは、彼女のお母様の精神状態が普通じゃないので落ち着いてから…」

構いません。
線香一本でもあげられるのなら、
春にでも彼女に会いにいきましょう。

*

馬鹿な人が生きやすい世の中で、
賢い人は生きにくい世の中だ。

そういったら、世間の大半の人馬鹿にしてるみたいだね。私。
甘えてるのかな。

なんとなく、カミュ「ペスト」を読み直す。
「―人は神によらずして聖者になりうるか――これが僕の知っている唯一の具体的な問題だ」
そういって、強い意志のタルーは死んでいった。

「一番いい人たちが行ってしまうんだ。それが人生ってもんでさ」

その意味、今ならわかる気がする。

意志を。
私に意志をください。
強くなくてもいい。
小さな存在がいい。
理解するこころをください。
受け入れることを教えて。

まだ人頼みですか。
いいえ、浅はかな願いです。

またふらふらしてる、わ。
02/19
喪に伏す

さようなら、モナムール

あなたは本当に「儚い人」だった。

人の夢は儚いのです。

あなたは本当に夢を追いかけていった。

生きるより、存在すらもなくしてしまったのか。

あなたが人生で学んだ上の結果がそれなら、

私は構いやしません。

結局、幸せや愛のわからない人だったもの。

でも、見せ掛けでもそれらは優しかった。

さようなら、ドクター


恩師が亡くなったという噂を聞いたから、
そのうちでも確認してみようと思う。
正直、ショックだったが、噂だけに涙もでなかった。

 けど、先生。
 あなたが亡くなったことで、私の世界は変わってゆくのだ、と思います。
 あなたがひとつの鍵だった。
 もう私はひとつの解放した世界を手に入れた。
 だれかがこの世に消えるってこんなこと。
 けれども、あなたの教えだけは私受け継ぐから。

 仮にあなたが死んだことで、
 私はますます死ねなくなります。

   春に会うって約束したのにね。
   嘘つきな先生。
02/15
彼には彼の
不安があった。
「私が裏切る? そんなことがまさか」

私は、
いつだって自分しか見ていないのね。
でも確かに、それは事実かもしれない。
誠実を誓えない、今の私の当然の報いが。
きっとやったぶんだけ、返ってくる。

その不安を消し去ってあげたかった。
あなたといれば、私、幸せになれるの?

あの人と続いていたら、
あの世界のまま居続けて幸福だったのかもしれない。

点在する「宇宙」

パトリス・ルコント、なんて嫌いよ。
そんな愛。
理想的にもほどがある。
そんな美しい愛。
奇麗事だ。

仏映画はやっぱり嫌い。
この嫌悪は私情だらけ。
私なんて醜いの。

現実を愛すために、
英国人に会ってくる。
02/14
オルガスム
その時、目は潤んでいた。

情事の際、私はおかしくなる。
センチメタルよりもクレイジーなのだ。

あえぎ声は、うめき声。
私は迷路の中の子供みたいに。
泣きながら叫んでいるの。
パニックしながら!

頭の中でぱちぱちと火花が飛び散り、
オルガスムのとき、私は真っ黒世界に覆われる。

涙が一筋。
無情よりほどがながった。

「助けて! いや! いやよ!」
心の中ではそう叫んでいるけど、果たしてそうであるかも言葉にできない。
「あ」
この一言で終わる。

カオスの海に私は溶け込む。
波が来たとき、
私は私の姿を発見したように、ようやく心の中で確かな言葉を発した。
「せんせい!」
その、せんせい、とはどの先生かは知らない。
ただ、先生、と。


お願い私に敬う心を頂戴。
いじきたいない子猫の目をして、私。
何もかも全て教えて、大切なことを、先生。
私にはわからないの。
あまりにも悪いことしすぎた、私。
わからない心が多すぎるの、先生。
お願い、私、アナタいてくれたら、きっと何もいらない。
せんせい。


何を信じていいかわからないな。
ただ彼の隣にいて楽しいと思う。
大切だとは思うけど。
いつの間にか私の心は焼け野原。

孤独を愛すのが苦であるけど、悦なのよ、せんせい。
02/14
何様
私は、ただの未熟者。
私も小鳥なの。


ほかの人にはわからない
ただ若すぎたと
ただ思うだけ けれど幸せ

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲


ある、ひこうき雲が美しく。
あんなにも美しいひこうき雲が見れたのは始めてのことだった。
見惚れてしまう。その螺旋を描くような、白のライン。
持っていたカメラのフィルムがきれていたことを悔やんだ。

途切れて、ぼかされて、
あたふてしていた私がもう一度見上げたときには消えていた。

消えていた。

こんなにも簡単に。
跡形もなく、
たった数秒なのに。
そうゆうことだったの、ひこうき雲。

私の心を淡白にしてしまう。
こんなにも簡単に。

「飛行機はロマンだね」そう言っていた、おじさま。

どこかのテラスで、私ヒトリ。
煙草を吸っていたの。

再び美術の世界に入りたいと思う、めげずに。
美しいものを生身で見れた。
それは滅多にない体験。

小鳥としての空とのデ・ジャヴ。
そんなとき。
02/13
線路越しに
バイト帰りの駅であなたを見た。
前の彼。

あなたは街への電車。
私は田舎への電車。
その線路越しにあなたは電車に乗っていた。

あなた、女の人と一緒だった。
金髪の女。
歳は、25~30くらい。
あなたと彼女は口論中。
私はきょとんとして、それを見続けていた。

けど、どうか私を見つけないで。

*
「女ができたんだけど、それが自分のことしか考えてない女で」
「まあ、まだお前のこと引きずっているけど」
前電話で少し喋った。
あなたはいつも私の目には、幸福そうに見えないのね。
あなたはいつも影を残して。
*

変わってないな、と思って、
それはとても喜ばしいことではないことを確認する。


さようなら、Y.
あなたは普通電車、
私は特急電車で帰るわ。

どうかあなたに「平凡な日常」を。
02/10
欲望
eros
私は男の欲望を感じると、
身の焦がれた、とりわけもつかない一時的な情熱。
否、それは情熱とは言わない。
自分の欲望でもある。

身体でねじ伏せられて、心で勝ちたい。
得て、眺めて、酔っていたいの。

恋人が人気のない道へ招く行動を、観察して、悦ぶのだ。

問題は、
エゴイスティックやナルシシズムではない。
自分の底を知らない愛欲なのだ。
それは情熱的ではない。
むしろ濁った水が沸騰し、
まさに何の正体も見えなくより生命的になるように、
活動しているしか思えない。

「冷血」のペリー・スミスを想う。

そして、クラスメイトAの本棚に並べられた「冷血」をみたとき、
「あ、これ読んだよ」と私は言った。
「カポーティさん?」
「ペリーは可哀想だね」
と、そう一言告げたのだが、私の彼に異常なまでの愛情に隠されたひょうきんさ。
そんなことは言いたくないくせに。
ペリーは、たかがノンフィクションとはいえ、本の人なのに。
それはそうと、同時期に同じ本を読むその子に親近感がわいた。

アナタも同じ血が流れてればいいのに。
坊や。

その子の本棚に、「エマニエル夫人」があったとき、
大層声を上げて勝ち誇ったように笑ったものだ。
02/09
近い思い出の散歩道
 
 あなたを思い出そうと、
      ネオンの小道、
          一人で歩いたの。



time is dinner.
駅裏の居酒屋が多い店で、
いつかあなたと行ったcafeを探す。

ワタシ、思い出を手繰り寄せて歩いたわ。

あのホテルが目印で、
あのマンションのあなたの作品がある。
そこまではわかったんだけど、結局、たどり着けなかった。

思い出せなかったのが、悲しかったの。
袋小路に迷ってしまった。

何度も歩いた挙句、
帰ろうとした大きな交差点。

―ねえ、もう少し
誰でもない、私が私の肩を押して、
また袋小路に戻った。

**
彼の作品を素通り、夜見て、
「せんせえ」と呟いた。
***

そしてあったの。
結局ケイタイのナビに頼ったのだけど、そんな手口がこの世にはあった。

躊躇わず入ったその店は、
週末の賑やか。
巡るコーヒーカップ。

この間頼んだの、また頼む。
アイリッシュダブル。


空しさは、カップに溜まったWhisky.
賑やかは、他人。
私はどうしようもなく、自分の写真をみた。
次の写真を考える。

何のShot
私の作品にはなんの私がない。
魅せられるのは、ヒト達。
ワタシ達。

あたしバカよねぇ。
思い出はモノクロだわ。
それでも、此処に居て、何を思い出すの。
考えるのは、未来のことだわ。

ああ、気付いた。
いかつい教授が「どうしてお前はそんな爽やかな作品を」
爽やか、というのは私にはないんだ。
いつも土過ぎたないほの暗さに微笑む私に、
爽やかというのはないんだ。
ないものを曖昧に作品に投資して何の面白味も自分もないのね。
それらは。

あぁ、風になりたいわ。
そのblue cool、ほしいわ。



冷静になって思う。
自分はつくづく小さな人だと。

けれども、なんだろうかこの無駄な期待は。
目の前のドアを、あなたが開いて欲しいという、望みが。
ありもしないのにね、そんなこと。

苦笑する余裕もなくpokerface.

帰りがけに帽子を忘れて、私ってやっぱりバカ、と思い戻る。

ウェイターが「すみません、気がつかなくて」と微笑む。
コーヒー一杯だけの客なのに。
「いえ、すみません」
そう言って彼だけのために笑うの。

あたなと私にあったあの空間。
居れただけども、見えぬ幸福と見知らぬ惨めと、掴めず得た気の満足。
だから最後は、あのウェイターに。
隣人に笑えたのだろう。

ただあなたは、居ない。
02/08
God in the details

昔繰り返し言ってたことば。
"god in the details"
「神は細部に宿る」

Dr.
それはやっとちょっとわかるようになったの。
あなたが教えてくれた、その言葉。
先生、何処に行ったの。
あなたが気がかりなのに、
私は前に進んでいる。

Dr.Y.
私はあなたになりたかったのに。
あなたが少し疎ましい。

何処へ行ったの。

あなたを通して、私は自分の無知無力をしった。
連絡だけでも、うっとしいと思う、あなたはそんなお姫様なのに。
先生、
けれども、愛しい。


私は、そのDrにおせわになったんだけど、
そろそろ彼女から離れなきゃならないのだ。
それは随分前から分かっているのだけど…
近頃の寝酒のように、やめられれない。

Dr.Yと、
彼と、彼と、彼と、誰か。
それらを考えて、うつらうつら酒をなめて。
どうせ、今夜もそうなのかしら。
ああ、こうゆうのを、ロクデナシっていうのかな。

久しぶりに、恋人と寝たの。
性交ではなく、寄り添って。
私は、幸せでした。

けど、思い出すのよ。
前の彼を。
似た状況であれば。

いいの、いいの、いいの。
私には、只一人に伝えられれば。
その人が、「彼」であるけれど。
時間の中では今の気持ちで、
未来は定かではないのよ。
不安定なことが、私を不安にさせ安心にさせる。

ため息。

ただつい最近の夜、気がつく。
クラスメイトの男の子が、
父に似ている面影を持ち出すこと。
そのことが悲しかった。

重い存在の相似が近くにいること。
God in the details...
02/08
大江健三郎
電車で彼を隣に大江健三郎。
「空の怪物アグイー」
短編。
小さな旅ね。

彼の文章は、
私のサディイズムとマゾイズムを同時に呼び起こしてしまう。

痛めつけられる、快楽。

この短編が好きな理由は、
(大江が成れなかったであろう)登場人物、音楽家Dが、
ダリを理解できると、いうこと。
ダリもその『アグイー』を見ていたのだろう、ということ。
ちょっと、びくりとした。

アグイー、という響きは、
私の地元の町に似ている。
イントネーションが。

私の大切なものってなんだろうか。
それを失ったこと?
いいえ、ないわ。
いつもいつも失うことに、泣いていても、キリがないもの

彼らは果たして大事だったろうか?
本当に私は今の中にしか生きていない。

尤も、
自分の過去を愛しているのは一番私だし、
それを忌み嫌っているのは一番両親だろう、

過去なんてないわ。
記憶がなくなれば、私に過去なんてないもの。
今、生きていればそれでいいのよ。

DON'T BE

きっとずっと、
まって、嫌よ、
私を惑わさないで、アナタ。
私の中のこども。



私の真髄はdon't beである。
大江が全てわかっているように、文章にしている。
大江がすきなのも、そんな理由で。
私は「個人的な体験」の登場人物の彼等をどれも嫌いになれない。
バードに至ってもそう、
弱きものであるのに、強く生きる選択を選んでしまった
幸か不幸か? その答えなんてないのだ。
02/06
fall in love
教授とお食事会。
彼と私と、あと三人の女の子。

とある、豆腐のお店で。

「今日の靴は先生のためにこしらえたの」

と言ってみるが、
知らん顔。
またまたあの子はね、と騒ぐ女子。

青い靴。

豆腐とお腑料理。
知らない間にお腹いっぱいなの。
夜の繁華街を歩く。

随分と歩き回った途中で、
店を一件。
またジャズ。
ジャズのバー。

ビア。
ミモザ。
バーボン。
飲んでいるうちに、気持ちよくなって、
たまたま隣に座っている彼の暖かさに、
ついこの間、調子に乗って肩を組んだ記憶が蘇ってきた。

そのぬくもり。

私の近頃の幸せというのは、こんなことで。
あなたのために靴を卸すほど、私は彼に可愛がられると幸福で。

「fall in love」

が店に流れる。

耳元に囁かれる、
「身震いがしそうだ」
「え?」どきり、とした。
「fall in love、いい歌だろう」
「あぁ、スタンダードですね」
「そう」

バーボンが酔わせてくれる。
近頃はウィスキーばっかり。

それは、あの彼のせいでもあるし、恋人のせいでもある。

隣にいるのが、教授ではなく、彼だったら。
そんな思いが邪まに。

触れぬ腕。

私は、先生の耳元で、
「ダンスホールがあったら、先生と踊っているのに」と言ってみた。
彼は微笑んで、
「僕は君の足を踏んでしまう」
私も微笑んで、
「かまいませんよ」
「僕はフォークをこういった場で踊ったけどダメだったね」
「スイングでもいいんですよ」
「チークしかできんよ」

幸福が耳元に。

卸した靴は決して無駄ではなかった、そう思う。
帰りの電車、靴擦れの痛みも、
それが幸福だと思う。

彼の見境には、私は丁度いい。
Copyright © 2005 眉山.
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