誰のために、女である私が綺麗になるのだろうか。 やはり、華やいでいたいものが人生で、暗闇に逃げたいのも私の人生。 小さな小さな言葉たち。
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08/01
逆行
久しぶりに大滝詠一を聴いたりする。
自分が舞台に立つ妄想をうっとり音という材料を取り入れて始める。

夏休みだから。

確か春休みは、身を削らすように彫塑をずっとやっていたけど。
この夏は蜃気楼に身を委ねるように生きる。

退屈がとても嫌いだったから、それから逃げていたのだけど。

あなたは教師の素振りをして私に話しかける。

パフォーマンスというのは、また物語を織る職人のようだ。
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07/03
スコールの日々。

酒も男も女も愛も、
乾燥させなきゃいけない土も、
ずっと湿ったく。

陶はやはり、遊びのようなものだ。

型に押し込み、取り出す作業を何度も何度も繰り返し。
薄ら雲の空の午後。

「これをやっているとき、君はとても眼が綺麗だったね」
と先生。
分からない顔して振り返ると。
「涙の掃除をしたからね」
そう笑う。

今年彼は70歳だそうだ。
05/28
また泣く
名前を呼ばれたとき、
びっくりして涙がでてきました。

またバイト先。
どうしてできないのだろう。
こんなこと。
たかがフライドポテトです。

シェフが抱きしめたり、
店長が箱ティッシュを投げつけたり。

店長は、
「もうね、俺はお前の精神を鍛えてやるからね」

泣きながら私は、「長いこと…」
店長は失笑していました。
私は生娘です。

惨めでも悪くないから、
「とりあえず此処で泣くなと」、センパイに言われて、
それが優しさだと受け止めて、いく。

人に怒られることが優しさだと。
05/21
泣く
賄いを食べていたら、
ふと涙が溢れてきました。

それは情けない靴下のせいだったり、
汚れたエプロンのせいだったりするのです。

それは自分の家柄の良さの皮肉だったり、
性格の悪いバイトの子の話だったり、
耳の悪さだったりするのです。

そんなに惨めですか。
ええ、惨めです。

「大丈夫だよ、大丈夫だよ、頑張ってるから」
同じバイトの子に、
そう言われて安心しました。
男性陣はおろおろしていたようです。

鏡の中に逃げたら、私が居ました。
少し向き合えたような気がして、戻ろうとしたら、
店長が煙草くわえて、
「本当に甘やかされて生きてきたんだな、お前はこれからだから」
そう言ったのです。

自分だけ辛いと思ってて、
違う、やっぱり辛い状況を招いているのは自分だと、
でもその辛さが丁度いいのです。
いつも、いつものこと。私はいつも辛いのがいい。

また泣いた。

不安が過ぎって、ふっと体温を得たときに感じた。
彼の腕の中。
私はコトバ、失くした。
そんな私は要らないのかもしれない。
コトバ失くすと、何の正体もなく、ただの動物みたい。

涙は、呼吸さえ失う。

彼が涙を舐める。
「どうしたの?」
子供のように首を振る。
やっとひらいたコトバは、
「色々上手くいかないの」

泣いたらもう止まらない。
人前で泣かずして大人にはなれないのかな。

行き着く先は涙で、
そこからの分かれ道はいつもどっちか。
逃避か、乗り越えるか。
私は後者を選びたい。

けど、また誰かの前で泣いてしまったから。
ああ、なんて久しぶりのことなんだろう。
なんでこの人たちなんだろう。

泣くことは女のグルーミングだと、
私の大事な人は仰った。
Copyright © 2005 眉山.
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