誰のために、女である私が綺麗になるのだろうか。 やはり、華やいでいたいものが人生で、暗闇に逃げたいのも私の人生。 小さな小さな言葉たち。
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04/22
彼に告ぐ
デザインの話。
―デザインとはなんですか。
―対象があって個人があるものづくりです。
 個人があって対象があるのが美術です。

例えば、飛行機とか、洗礼されたデザインと思いませんか。
 ああ、飛行機は、美しいです。

やっぱりいつものcafe
それから、花の夜に手を繋いで、繁華街を歩いた。

何の約束もせずに、
1時間のドライブ。
―してやったりだね。
―女って怖いですよ。

「何か話をして」

そう告ぐことが、物事の始まりだったり。
私と彼の場合は。
聴いたことのあるjazz.
帰り際手を握ったら帰れなくなった。
全て情熱のせいにして。
明け方の空は白いのよ、小鳥。

私がミルをひいて、
彼がコーヒーを煎れる。
そんな朝。

溢れた気持ちが涙になって、目の前で私は泣いた。
「怒ってるの?」
そんな、まさか。

私はまた誰かを信じていいの?
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03/15
てんやわんや
ウソを、ついたの。

私にとってホワイトデーなんて気にしないんだけど、
彼は気にしていたみたい。
気にしない私は、あの人とお食事。

昼間は土の裸婦とのてんやわんや
夜中はお喋りのてんやわんや


昼休みは廊下におかっぱの小鳥が待っていた。
「ねえ、彼、私のこと好きみたいなの」
恋模様。
彼は一人でてんやわんや。
一方heartbeakの小鳥。
彼女に告げる。
「恋は奪うものだよ」

「恋は奪うものよ」
と亡き恩師に教わって。

「恋は奪うものです」
と、私は食事のときあの人に伝えた。
「まさかね」
「心を奪うんです」
「ああ…」
終電までお話しをしていた。
さっきのcall
帰ってきたばかりの私は寝たふりをして寝ぼけた声をする。

あの人に会うと、
私はあの恩師について伝えたくなる。
心は焦って、私はゆっくりめに、
「先生、ひこうき雲の儚さがわかりませんか? 最近はそんな気持ちです」

ゆがんで消えて、消えないの。
想いは、思い出。
02/19
喪に伏す

さようなら、モナムール

あなたは本当に「儚い人」だった。

人の夢は儚いのです。

あなたは本当に夢を追いかけていった。

生きるより、存在すらもなくしてしまったのか。

あなたが人生で学んだ上の結果がそれなら、

私は構いやしません。

結局、幸せや愛のわからない人だったもの。

でも、見せ掛けでもそれらは優しかった。

さようなら、ドクター


恩師が亡くなったという噂を聞いたから、
そのうちでも確認してみようと思う。
正直、ショックだったが、噂だけに涙もでなかった。

 けど、先生。
 あなたが亡くなったことで、私の世界は変わってゆくのだ、と思います。
 あなたがひとつの鍵だった。
 もう私はひとつの解放した世界を手に入れた。
 だれかがこの世に消えるってこんなこと。
 けれども、あなたの教えだけは私受け継ぐから。

 仮にあなたが死んだことで、
 私はますます死ねなくなります。

   春に会うって約束したのにね。
   嘘つきな先生。
02/14
オルガスム
その時、目は潤んでいた。

情事の際、私はおかしくなる。
センチメタルよりもクレイジーなのだ。

あえぎ声は、うめき声。
私は迷路の中の子供みたいに。
泣きながら叫んでいるの。
パニックしながら!

頭の中でぱちぱちと火花が飛び散り、
オルガスムのとき、私は真っ黒世界に覆われる。

涙が一筋。
無情よりほどがながった。

「助けて! いや! いやよ!」
心の中ではそう叫んでいるけど、果たしてそうであるかも言葉にできない。
「あ」
この一言で終わる。

カオスの海に私は溶け込む。
波が来たとき、
私は私の姿を発見したように、ようやく心の中で確かな言葉を発した。
「せんせい!」
その、せんせい、とはどの先生かは知らない。
ただ、先生、と。


お願い私に敬う心を頂戴。
いじきたいない子猫の目をして、私。
何もかも全て教えて、大切なことを、先生。
私にはわからないの。
あまりにも悪いことしすぎた、私。
わからない心が多すぎるの、先生。
お願い、私、アナタいてくれたら、きっと何もいらない。
せんせい。


何を信じていいかわからないな。
ただ彼の隣にいて楽しいと思う。
大切だとは思うけど。
いつの間にか私の心は焼け野原。

孤独を愛すのが苦であるけど、悦なのよ、せんせい。
02/09
近い思い出の散歩道
 
 あなたを思い出そうと、
      ネオンの小道、
          一人で歩いたの。



time is dinner.
駅裏の居酒屋が多い店で、
いつかあなたと行ったcafeを探す。

ワタシ、思い出を手繰り寄せて歩いたわ。

あのホテルが目印で、
あのマンションのあなたの作品がある。
そこまではわかったんだけど、結局、たどり着けなかった。

思い出せなかったのが、悲しかったの。
袋小路に迷ってしまった。

何度も歩いた挙句、
帰ろうとした大きな交差点。

―ねえ、もう少し
誰でもない、私が私の肩を押して、
また袋小路に戻った。

**
彼の作品を素通り、夜見て、
「せんせえ」と呟いた。
***

そしてあったの。
結局ケイタイのナビに頼ったのだけど、そんな手口がこの世にはあった。

躊躇わず入ったその店は、
週末の賑やか。
巡るコーヒーカップ。

この間頼んだの、また頼む。
アイリッシュダブル。


空しさは、カップに溜まったWhisky.
賑やかは、他人。
私はどうしようもなく、自分の写真をみた。
次の写真を考える。

何のShot
私の作品にはなんの私がない。
魅せられるのは、ヒト達。
ワタシ達。

あたしバカよねぇ。
思い出はモノクロだわ。
それでも、此処に居て、何を思い出すの。
考えるのは、未来のことだわ。

ああ、気付いた。
いかつい教授が「どうしてお前はそんな爽やかな作品を」
爽やか、というのは私にはないんだ。
いつも土過ぎたないほの暗さに微笑む私に、
爽やかというのはないんだ。
ないものを曖昧に作品に投資して何の面白味も自分もないのね。
それらは。

あぁ、風になりたいわ。
そのblue cool、ほしいわ。



冷静になって思う。
自分はつくづく小さな人だと。

けれども、なんだろうかこの無駄な期待は。
目の前のドアを、あなたが開いて欲しいという、望みが。
ありもしないのにね、そんなこと。

苦笑する余裕もなくpokerface.

帰りがけに帽子を忘れて、私ってやっぱりバカ、と思い戻る。

ウェイターが「すみません、気がつかなくて」と微笑む。
コーヒー一杯だけの客なのに。
「いえ、すみません」
そう言って彼だけのために笑うの。

あたなと私にあったあの空間。
居れただけども、見えぬ幸福と見知らぬ惨めと、掴めず得た気の満足。
だから最後は、あのウェイターに。
隣人に笑えたのだろう。

ただあなたは、居ない。
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