誰のために、女である私が綺麗になるのだろうか。 やはり、華やいでいたいものが人生で、暗闇に逃げたいのも私の人生。 小さな小さな言葉たち。
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07/01
ひとりよがり、ふたりぼっち
下宿生は、みんな「寂しい」、というけれど、
死にやしない、大丈夫。
生きていく術覚えるから。

なんだかんだいって、みんな大人。
寂しくて死ぬのは、きっと温室育ちの私。
誰かの手に収まることしか生きる術知らない。
孤独の窓のカーテン見上げる。

それってやっぱり、独りよがりの孤独だろうか。

「それでも、女であることを利用すべきだ」
そう強かに生きてきたから、終電なくして当たり前のように、
彼の前で笑った。

ベッドで足をばたばたさせて、
いつも遠いアナタが近づくたび、
セックスに愛など見出せないワタシが、
ヒトツになるほど抱える妙な不安定に、

爪をたてて肩を握り、
口元に指が当たれば、
ガジリ。

アナタ失くしたら、どこの世界が閉ざされるだろうか。
いつしかまたフタリ、孤独なのね、ふたりぼっち。

ティーンの盛りのころ自分で傷つけた痣。
「ささくれた時代ね」
そうだね、こんな傷ずっと癒えない跡、今も変わらないかも、
思えば気付いたの、アナタがはじめて。
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04/07
39℃
熱をあがった私を、
彼は送る。

*

彼のアトリエで、言った告白を、彼は拒んで。
「ごめんなさい、帰ります」
そういって帰ろうとするけど。

熱が、
あ、
ふられたの、
私の勘違い?
ばかみたい。

帰り際彼が言う、
「私はこの先好きな人できるんでしょうか?」
知りません、驚いて返す言葉がなかった私。
「私だって辛いんです、loveな訳にはいかないんです」
分かります、でもわたし、もう、あんまり深く考えることしたくない。

*

帰りの車。

ひとつ質問していいですか?
―ええ
あなたの気持ちはloveなの、そう思っていいの?
―知りたい?
はい
―そりゃ、loveでしょう

「でも愛にも色々な形があるよね」
そうね、きっとね。
きっとよ。

熱でぼぅっとしてショックも何も感じないくらい。
曖昧なひと。
それでも好きなの。
だってずっと見てた。

「でも少し見ててもいいですか?」
彼が言った。
少し生き地獄かな。
「いいですよ、私も少し待ってていいですか?」

満開なの、桜の木の下
03/18
告白
「今夜、電話、かけてきて」

私は気がついたらそんなメールを打っていた。
そわそわしていたらcall
男友達から。
「ばかやろう」
けなして切った、なんだ男のくせに寂しがりって。

忘れるためにウィスキー
うとうとしていたらメール、彼から。
深夜1時過ぎにcall

 私たち色んなこと話した
 私はぼぉっと淡々と話した
 私について
 私の人生、私の恋
 あの人の恋
 芸術について
 彼の声はやっぱり小さいのね

「外が明るくなってきた、寝ますよ」と言った。
「寝れるんですか」
「きっと」
「寝れないならかけてください」

そぉいえば誰かもそんなこと言ってたなあ。

「話してたいの?」
「いいえ、寝ましょう。寝れなかったらかけて」

寝れるはずもない。
目をつむる。

メールが届く。
「眠れたらメールしてください」
もちろん、意味がわかりませんと返す。
call

「僕は彫刻なんて好きでもなかったんだ…でも最近は少しね」
そうやって淡々と話す。
淡々と。

「空が白いですよ、先生」
「そうですね」
「春は曙…」

6時を過ぎていた、もう寝ましょう。
話すことなんてない。
沈黙がいい、けど、顔がみれないから。もう。

昼過ぎにメール。

私は覚醒もうやむやに、
「白状します。私は君の事が好きだ」

私は、死ぬほど切ない。
02/15
彼には彼の
不安があった。
「私が裏切る? そんなことがまさか」

私は、
いつだって自分しか見ていないのね。
でも確かに、それは事実かもしれない。
誠実を誓えない、今の私の当然の報いが。
きっとやったぶんだけ、返ってくる。

その不安を消し去ってあげたかった。
あなたといれば、私、幸せになれるの?

あの人と続いていたら、
あの世界のまま居続けて幸福だったのかもしれない。

点在する「宇宙」

パトリス・ルコント、なんて嫌いよ。
そんな愛。
理想的にもほどがある。
そんな美しい愛。
奇麗事だ。

仏映画はやっぱり嫌い。
この嫌悪は私情だらけ。
私なんて醜いの。

現実を愛すために、
英国人に会ってくる。
02/13
線路越しに
バイト帰りの駅であなたを見た。
前の彼。

あなたは街への電車。
私は田舎への電車。
その線路越しにあなたは電車に乗っていた。

あなた、女の人と一緒だった。
金髪の女。
歳は、25~30くらい。
あなたと彼女は口論中。
私はきょとんとして、それを見続けていた。

けど、どうか私を見つけないで。

*
「女ができたんだけど、それが自分のことしか考えてない女で」
「まあ、まだお前のこと引きずっているけど」
前電話で少し喋った。
あなたはいつも私の目には、幸福そうに見えないのね。
あなたはいつも影を残して。
*

変わってないな、と思って、
それはとても喜ばしいことではないことを確認する。


さようなら、Y.
あなたは普通電車、
私は特急電車で帰るわ。

どうかあなたに「平凡な日常」を。
Copyright © 2005 眉山.
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